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『ボビー・フィッシャーを探して』(1993)


『ボビー・フィッシャーを探して』あらすじ

野球好きの少年ジョシュは、ある日公園で見かけたストリート・チェスに魅了され、その日以来その類まれなる才能を開花させていく。
ジョシュの両親は彼の才能を伸ばそうと、世界的なチェスプレイヤーのブルース・パンドルフィー二にコーチを依頼し英才教育を施す。
期待に応えて次々とタイトルを獲得していくジョシュだったが、その才能の伸びと比例して一般的な7歳の少年としての生活が脅かされていった。
スランプに陥るジョシュの前に、コーチのライバルの教え子であり強敵のジョナサンが現れて…。

天才子どもチェスプレイヤーの前に一人の少年である。彼と彼を支える大人たちの共闘をスティーヴン・ザイリアンが描く

監督・脚本は本作が初監督作品で、『シンドラーのリスト』(1993)や『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)の脚本を手掛けたスティーヴン・ザイリアン。
製作に『ノーカントリー』(2007)で第80回アカデミー賞作品賞を受賞したスコット・ルーディン。
主演のジョシュにマックス・ポメランク。
共演に『ゴッドファーザー PART III』(1990)のジョー・マンテーニャ、『ニクソン』(1995)のジョアン・アレン、『ガンジー』(1982)のベン・キングズレー、『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーンなど。

実在する天才チェスプレイヤー、ジョシュ・ウェイツキンの父親が、息子の生活や教育について綴った本が原作になっています。
ジョシュがチェスの才能に目覚め、父親は息子の力を最大限に伸ばすためにはお金に糸目をつけず、何でも与えようとしました。
その期待にうまく応えてくれるジョシュに更に結果を求めた父親とコーチは、段々と彼の行動を縛るようになります。
そして、そんな彼を心配する学校の先生に対してチェスのことを理解しない素人と罵り衝突し転校。そうするうちにジョシュの生活の歯車がかみ合わなくなりスランプに陥ります。
彼のスランプはすなわち家族とコーチのスランプでした。
天才チェスプレイヤーのまえに一人の少年である息子と向き合い、共に困難を乗り越える。
高次元のチェスの世界を通して、親子の関係や子育てについて考えさせられるお話です。

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