CineMurMur

映画を中心に、音楽、漫画、アート、カルチャーについて、気になったことを綴っています

映画 洋画

『モンスター』(2003)

2016/09/26

monster--

『モンスター』あらすじ

実在した元娼婦の連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの生涯を描いた作品。
娼婦として荒んだ生活を送っていたアイリーンは、偶然バーで居合わせたセルビーと知り合う。セルビーは厳格なクリスチャンの親戚の元で暮らす同性愛者で、窮屈な日々を過ごしていた。
セルビーはアイリーンの奔放さに惹かれていき、ついに2人で逃避行に出る。今まで誰かに愛された経験がほとんどないアイリーンにとってセルビーの存在は大きく、気持ちを改めまともな職に就こうとするも自分が社会から浮いた存在であることに絶望し、路上で客をとる生活に逆戻りしてしまった。
ある日、男性客に殺されそうになったアイリーンは、拍子にその男性を殺してしまう。そこから、彼女の悲しい連続殺人劇が展開していく。

シャーリーズ・セロン

尊敬する女優さんは?と聞かれれば即答する方です。感情の発露が激しく、演技に対してストイックな俳優が好きな傾向があるみたいなのですが(日本人だと尾野真千子とか)、彼女はそれに加えてとてつもなく美しいのに、それに鼻をかけたりせずハードな役に体当たりで挑むところが最高にかっこ良く、男女隔たりなく好感を呼んでいます。
去年公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、片腕を失った女ウォーリアのフュリオサを熱演しました。ノーメイクな上に頭をスキンヘッドにし、ベテラン戦士としての肉体作りに励むなど、涙ぐましい努力を積んで挑んだ孤高の女リーダー役。その努力が実ったのか、彼女の過去に焦点をあてたスピンオフ作品の制作が検討されている程、主人公のマックスを凌駕する人気を博しました。

シャーリーズの役作りに対する姿勢は半端ではありません。
今回紹介した『モンスター』では体重を13キロ増やし(前回の『ブリジット・ジョーンズ』でのレネー・ゼルウィガーもそうでしたが…)眉毛を全て抜いた上からさらに特殊メイクを2時間近くかけて施し、身振り、表情、口調は普段の彼女からは全く想像できないくらい下品で、尊厳を失った生活を送ってきたアイリーンを細部まで表現しています。
charlize

シャーリーズ自身も完全に恵まれていたとは言えない過去を持っているので、幸か不幸かその経験が今の彼女に影響しているのかもしれません。

まとめ

シャーリーズ・セロンを知ったきっかけであり、女性としては同情したくなるような心が痛むお話なので、二つの意味で強い衝撃をうけた作品として紹介したくピックアップしました。
シャーリーズはこの作品でアカデミー主演女優賞をはじめ数々の輝かしい賞を手にするのですが、授賞式までの4週間で14キロの減量に成功するなど、絶対妥協を許さない美意識の高さも見せつけます。凄すぎる。
欠かさず運動し食事は18時以降は食べないなど内容は基本的ですが、それを徹底して4週間行える精神力がないとここまで出来ません。
あと、破局してしまいましたが、ショーン・ペンと結婚目前まで付き合っていたことも(もはや彼女に関すれば無差別にそうなってしまうのですが)かっこ良いです。
憧れる。私もそろそろヨガなどはじめてみようかと思います。

-映画, 洋画
-,