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映画 邦画

『西の魔女が死んだ』(2008)


『西の魔女が死んだ』あらすじ

中学生になったばかりのまいは登校拒否になり、大好きなおばあちゃんの住む田舎で過ごすことになる。
日本に長年住むイギリス人のおばあちゃんは、西の魔女と呼ばれていた。
まいはおばあちゃんから魔女の手ほどきを受け、何でも自分で決めるということを教わる。

梨木香歩の小説をシャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカーを迎えて映画化

主演は今回が映画初出演にして初主演、そして普段は仙台で活躍するダンス&ヴォーカルユニットSPLASHのメンバーである高橋真悠。
祖母役にサチ・パーカー。母親にりょう、父親に大森南朋、その他に木村祐一や高橋克実などが共演する。
監督は長崎俊一、脚本は監督の嫁でもある矢沢由美。
原作は梨木香歩のロングセラー小説です。

祖母役のサチ・パーカーは『愛と追憶の日々』(1983)などのアカデミー女優シャーリー・マクレーンの娘です。
やわらかいしゃべり方で、人間関係に疲れて緊張したまいの心を解きほぐします。
目に入る全てのものが優しく心に浸透してくるとても癒される映画なのですが、所々に表れる自然の残酷さや社会の闇がまいの心をかき乱します。
「全部うまくいきかけていたのに」と理想的な世界がそれらによって壊されたときにまいが怒りのあまり呟くのですが、そうして何度も美しい世界から乖離されて、その度におばあちゃんから魔女の修行を説かれることで、新しい気持ちで世界に順応していく少女の成長を追います。
魔女の言葉ひとつひとつが、世界と向き合う私たちを勇気づける魔法をかけてくれる幸せな映画です。

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