CineMurMur

映画を中心に、音楽、漫画、アート、カルチャーについて、気になったことを綴っています

映画 洋画

『キラーインサイドミー』(2010)


『キラーインサイドミー』あらすじ

保安官助手として働くルー・フォードは、職場では勤勉で、長年連れ添っている純朴な恋人とは仲むつまじく、住民からも頼られる存在だった。
ある日、ルーは娼婦のジョイスと偶然出会って以来、長年封じ込めてきた殺意が爆発。
衝動の赴くまま、ルーは暴走を始めてしまう。

ケイシー・アフレックが無慈悲でいやらしい、タガの外れた殺人鬼を怪演

主演は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)でアカデミー主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。
共演にケイト・ハドソン、『ファンタスティック・フォー』シリーズのジェシカ・アルバ、人気テレビドラマ「メンタリスト」のサイモン・ベイカーなど。
監督はマイケル・ウィンターボトム。
原作はジム・トンプスンによる同名のノワール小説。

どこまでもクズで人でなしなケイシー・アフレックの映画です。やけにハマり役なのが恐ろしいです。(同時期に発生した彼の不祥事の話も手伝っていたのかも)
当初は真面目が取り柄の紳士として登場したはずの彼の独特な南部訛りにちょっとかすれた喋り方、視線、序盤から最後までその全てに嫌気と忌々しさを覚えます。
知能犯というわけでもなく、ただひたすら人間が隠し持つ残虐性と欲望の発露に焦点を当てた作品です。
美しい女優たちとケイシーの唸るほどの役作りに注目ですが、暴力にあまり耐性がないと私のようにしばらく落ち込みます。

-映画, 洋画
-