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『セブン』(1995)

2017/09/24


『セブン』あらすじ

退職を間近に控えたベテラン刑事サマセットと若手刑事ミルズは猟奇連続殺人事件の捜査にあたる。
犯人はキリスト教における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかに。
やがてサマセットとミルズは容疑者を割り出すが、その人物に逃げられ、さらにミルズの素性が知られていたことも発覚する。
そしてさらなる殺人事件が続いた後、驚愕の事態が……。

ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが主演。世界から驚愕と絶賛の声が止まないデヴィッド・フィンチャー監督のサスペンス・スリラー

主演はブラッド・ピットとモーガン・フリーマン。
共演にケビン・スペイシー、グウィネス・パルトローなど。
監督は後に『ファイト・クラブ』(1999)でもブラッド・ピットとタッグを組むデヴィッド・フィンチャー。

日常的に犯罪が横行するスラム街で、『7つの大罪』になぞって連続猟奇殺人を繰り返す犯人を追う引退直前のベテラン刑事と血気盛んな若手刑事の二人の物語です。
『ファイト・クラブ』にも通じる、薄暗くて、冷たい鋭さの中にちょっと湿っている不気味な映像と演出は監督の特色がありありと現れています。
ここまで終始不穏な空気を醸し出すとなると監督の右に出るものはいないのではないでしょうか。
公開時は米国で4週連続1位を記録する大ヒットで、上記の要素を湛えたスリルとサスペンスに加え、最後の怒涛の展開からのやるせない最後、その完璧さが人々の心を掴み何度も劇場に足を運ばせました。
特に最後のブラピの表情には唸ります。次回作に繋がったのもうなずける。
しかし、その次回作では頭に血が上りやすい正義漢とうってかわってケビン側に回ったのは面白いですね。

ヒットの影には、内容を憶測させる含みや伏線の存在があります。確かに、ファイト・クラブ同様一度見ただけではとても細部まで追いきれません。
フィンチャー監督の作品は6/10作品見ている(今数えて知りました)ようなのですが、どれを見ても「また見なきゃ何とも言えない」とばかり言っている気がしますし、そしてどれも外れがないのが恐ろしい人です。

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