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『宇宙人ポール』(2011)


『宇宙人ポール』あらすじ

SFオタクのイギリス人青年、クライブとグレアムは、念願だったコミックの祭典「コミコン」とアメリカ中西部のUFOスポットを巡る旅を楽しんでいた。
その途中彼らは、ネバダ州の「エリア51」でポールと名乗る宇宙人と遭遇する。
そしてポールを故郷に帰すため、悪戦苦闘の日々が始まり……。

サイモン・ペッグとニック・フロストが、エイリアンとSFオタク2人の珍道中を描いたSFコメディを演じる

主演はサイモン・ペッグとニック・フロスト。
宇宙人ポールの声に『グリーン・ホーネット』(2011)『スティーブ・ジョブズ』(2015)のセス・ローゲン。
共演にクリステン・ウィグ、ジェイソン・ベイトマン、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナーなど。

SFオタクの青年たちが、グレイのように絵にかいたような風貌でありながらノリが軽く英語を流ちょうに操る宇宙人ポール(イギリス人に馴染みの名前)と出会い、MIBのような組織から追われているとは思えないほど緊張感なく珍道中を楽しむSFコメディです。
宇宙人といえばこれ、という十八番の展開を過去の名作SFのオマージュを混ぜながら面白おかしく描いています。
宇宙人ポールは自分をSFカルチャーの元祖だと言い、あらゆる作品は彼から派生しているという大きく出た設定の中で、スピルバーグにETの助言をしたというシーンではスピルバーグ本人が声で出演してしまうなど、ハラハラさせられます。
大口をたたきながらも、SF映画へのリスペクトが随所に垣間見えるクセになるような作品だからこそ叶った豪華なカメオ出演でしょう。

閉鎖的な考え方の女性をオープンマインドにさせるなど気づかされる場面もあり、笑いもあり、ポールや宇宙船のCGは気合が入った完成度で、ただのSFコメディには収まらないクオリティの高い作品でした。

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