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『THE BIG SICK』(2017)


『THE BIG SICK』あらすじ

クメイルはウーバーの運転手をする傍ら、夜はステージに立つコメディアン。
彼の両親は熱心なイスラム教徒で、彼にムスリムの女性を紹介するも全く興味がなかった。
ある日、ショーの中でエミリーという白人女性と会ったクメイルは、彼女と徐々に真剣な付き合いへと発展していく。
しかし、親の反対が目に見えていたクメイルは、彼女との関係に未来がないことを伝え、エミリーはクメイルの元を去ってしまう。
その後、エミリーが深刻な肺の病気のため手術が必要になったことを知ったクメイルは彼女に寄り添うことを決めるが…。

「シリコンバレー」等に出演するコメディアン、クメイル・ナンジアニと著作家のエミリー・V・ゴードンが自身の実体験を映画化

主演はクメイル・ナンジアニ。
共演にゾーイ・カザン、ホリー・ハンター、レイ・ロマーノ、アディール・アクタル、アヌパム・カー等。
監督はマイケル・ショウォルター。
脚本はクメイル・ナンジアニの妻、エミリー・V・ゴードン。

コメディアンのクメイル・ナンジアニが本人役として出演し、本作の脚本を務める彼の妻、エミリー・V・ゴードンとの間にあった体験がもとになった映画です。
エミリーの代わりにエミリー役を演じたのはゾーイ・カザン。『紳士協定』(1947)『欲望という名の電車』(1951)などで知られるエリア・カザン監督を祖父に持つ女優です。

こちらの作品、ロッテントマトで98%の支持を得る、大人気の笑いあり涙ありのコメディドラマです。
宗教による壁や偏見をユニークに描き笑いに変えているところや、宗教よりも個人を優先して壁を乗り越えていくロマンス、そして何より実話に基づいており本人たちが出演しているところが作品に深みを与え、評価につながっているようです。
イスラム教との付き合い方はアメリカにとってはホットな話題ですし、その問題に一石を投じる作品であり、そこに温かいラブコメ要素が加わって今年一番のロマンスコメディと評する声が多いです。
日本での公開は未定なのが惜しいですが、今後の情報に期待したいと思います。

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