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『アデライン、100年目の恋』(2015)


『アデライン、100年目の恋』あらすじ

サンフランシスコの市立資料館に勤務する29歳のきれいな女性ジェニーは、ある年越しパーティーで出会った青年エリス・ジョーンズと恋に落ちる。
彼の両親の結婚記念日に招待されたジェニーが実家を訪ねると、初対面のはずのエリスの父親ウィリアムから「アデライン」と呼び掛けられる。
それは、ウィリアムが以前真剣に愛した女性の名前で……。

「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリーが100年の時を、その時代を代表するブランドを纏って艶やかに魅せる

主演はブレイク・ライヴリー。
共演にハリソン・フォード、ミキール・ハースマン、エレン・バースティン、キャシー・ベイカー、アマンダ・クルー。
監督は『セレステ∞ジェシー』(2012)のリー・トランド・クリーガー。

「ゴシップガール」に主演して大ブレイクし、ファッションアイコンとなったブレイク・ライヴリーが美しい姿のまま年をとらない不思議な女性を演じます。
長い人生を歩んできた主人公の時系列を辿ったり伏線を回収したり、不老の視点から人生について考えるようなことがありがちな設定ですが、そういったことは一切しません。
主人公が各時代の流行のドレス・ヘアスタイル・メイクアップで身を包み、時代を反映したセットの中で、ずっと目を背けてきた「愛」と向き合う姿を描いた、とにかく美しさに特化したラブストーリーです。
あと強いて言うなら、彼女がどうして不老不死になったのかという説明が、やけに詳しくどこから来たのか分からない語り手によって解説されるのには少し笑ってしまいました。確かに誰もが不思議がるところではありますが。
挑戦的な役で知られる大御所のハリソン・フォードが控えめな老紳士を演じていたことにも驚きです。
個人的に好きだったのは、最後に喜びで泣いてみせる主人公の娘(といってもお婆さん)のシーンでした。あそこは心がジンとします。

ブレイク・ライヴリー好きには必見の映画ですし、不老不死がとても身近に感じられる落ち着いた娯楽ファンタジーとしても楽しめるロマンチックな映画でした。

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