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『スプリット』(2017)


『スプリット』あらすじ

高校生のケイシーは、クラスメートのクレアの誕生パーティーに招待される。
帰りは、彼女とクレアの親友マルシアをクレアが車で送ってくれるが、途中で見ず知らずの男性が車に乗り込んでくる。
彼に拉致された三人は、密室で目を覚まし……。

ジェームズ・マカヴォイが24つの人格を演じることで話題になった、『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督作品

主演はアニャ・テイラー=ジョイ。
共演にジェームズ・マカヴォイ、ベティ・バックリーヘイリー・ルー・リチャードソン、ジェシカ・スーラなど。
監督は『シックス・センス』(1999)などのM・ナイト・シャマラン。

今、多重人格は本当に存在するのかというビリー・ミリガン問題や「シビル・エクスポーズ」についての町山さんの解説を聞きながら書いています。
それはさておき、過去のトラウマがきっかけで多重人格者となったジェームズ・マカヴォイと主人公のアニャが演じるケイシーが出会い、偶然あることを知ってケイシーの中の何かが目覚めるという流れの中に、そうなるまでの経緯をカウンセラーとマカヴォイの対話やケイシーのフラッシュバックとともに振り返る演出で、それぞれの持つ背景を丁寧に順序良く・テンポ良く描いています。
人格の演じ分けとしては『レジェンド』のトム・ハーディ、とはいえトムの場合は2人でしたが、に比べるとちょっと見分けが難しく感じましたが、24人の老若男女に次々とすり替わるマカヴォイには俳優としての底力を感じました。
2015年にデビューしたてのアニャの演技も迫真で、美人ですし今後の活躍に期待してます。

最後の演出にどうも謎が残ると思ったら、シャラマン監督の過去作『アンブレイカブル』(2000)とリンクしているようです。
これがネタバレになるのかどうなのか、『アンブレイカブル』を見ていないので私には判断がつかないのですが、監督自身もツイッターで公言しているのでどうなのでしょうか。ファンの間では物議をかもしているようですが。
いわゆるシャラマン映画をもっと嗜んでから再挑戦したい作品です。

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