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『TULLY(原題)』(2018)


『TULLY(原題)』あらすじ

マルロは新生児を含め3人の子供を持つ母親。
子育てに疲れ切った彼女を見かね、彼女の兄はナイトナニーを雇った。
浪費することにためらいながらも、彼女のもとに訪れたタリーと名乗るナイトナニーとのやりとりの中で不思議な絆が生まれる。

『JUNO/ジュノ』のスタッフとシャーリーズ・セロンが再タッグを組む、母親・妻・女性のリアルを描いたコメディ

主演はシャーリーズ・セロン。
共演にマッケンジー・デイヴィス、マーク・デュプラス、ロン・リビングストン、エミリー・ハイーンなど。
監督は『JUNO/ジュノ』(2007)『ヤング≒アダルト』(2011)のジェイソン・ライトマン。
脚本は上記2作品ともライトマンと組んでいるディアブロ・コーディ。

『ヤング≒アダルト』以来、シャーリーズ・セロン×ジェイソン・ライトマン×ディアブロ・コーディがタッグを組んだ新作コメディです。
予告・ポスターからも分かる通り、またセロンが化けているようです。
というか、彼女は単純に美しい役として映画に出るのは稀な気がします。
私が見た中でパッと浮かぶのは『セレブリティ』(1998)か、美人スパイ役などでしょうか。
ディオールのモデルでは完璧な美を見せつける彼女ですが、今回は子育てに疲れ、夫からは気にかけてもらず、自身もブクブクに太ってしまっている疲弊しきった母親の役を演じています。

子育てに疲れた妹を見かねてベビーシッターを勧められますが、子育てを人に助けてもらうということが贅沢だと気が引ける経済感覚はとても庶民的です。
そしてやってきたシッターはちょっと風変わりな女性。
ボロボロになったセロンのもとにマッケンジー・デイヴィスが新しい風を吹き込み、彼女たちの交流から人間関係が築かれていく様子を描いた作品で、あらすじだけだと変哲もないようですが批評家・観客共に高く評価しています。
妻として、母親として、そして女性としての姿を求められる世の女性たちのリアルな姿を映し出した本作、日本公開予定は現時点で未定です。

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