CineMurMur

映画を中心に、音楽、漫画、アート、カルチャーについて、気になったことを綴っています

映画 洋画

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)


『ソーシャル・ネットワーク』あらすじ

2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。
そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。

Facebookの創設者で最年少の億万長者となったマーク・ザッカーバーグが同サービスを立ち上げるまでをデビッド・フィンチャーが描く

主演はジェシー・アイゼンバーグ。
共演はアンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョセフ・マッゼロ、ルーニー・マーラ、ラシダ・ジョーンズなど。
監督は『セブン』(1995)、『ファイト・クラブ』(1999)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)のデビッド・フィンチャー。

今や誰もが知るSNSの代名詞Facebookの創設者で、ハーバード大学に在籍中から頭角を現し最年少の億万長者となる煌びやかな経歴を持つことで知られるマーク・ザッカーバーグ。
しかしその富と名声はいろんな人からの恨みや裏切りの上に成り立っているのだなということが良く分かる作品がこちらです。
彼の輝かしい功績を讃える映画ではなく、マークが大学のとある学生たちから訴えられ聴取される現在と過去を行き来することで、彼の効率重視の非人間的で残酷な一面を浮かび上がらせています。
さすがデビッド・フィンチャー監督、人間の暗く重苦しい感情の表現に長けているだけあって一筋縄ではいかない作品です。

マーク自身が正確なのは服装だけと言及しているなど、内容にはもちろんフェイクがあります。
しかし訴訟の件は本当であり、彼の人の感情をバッサリと切るアスペルガー症候群的な態度で内輪もめをしたりFB立ち上げ当時からの友人を無理やり追い出そうとしたことは事実です。
映画を見ると、毎日使用するSNS一つ一つの見方も変わるのではないでしょうか。
サービスをただ利用しているだけでは到底知り得ない暗部を、巨匠である監督のテクニック満載で公にした永年の話題作です。

-映画, 洋画
-,