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『JUNO/ジュノ』(2007)


『JUNO/ジュノ』あらすじ

パンクとホラーが好きなクールな女子高生ジュノは、親友ブリーカーと興味本位にセックスをして妊娠してしまう。
中絶を思いとどまったジュノは友だちのリアに協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことに。
理想的な夫婦を見つけ、会いに行ったジュノだったが……。

妊娠を通して16歳の少女の成長を描きアカデミー賞脚本賞を受賞した青春映画

主演は『インセプション』(2010)や『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(2015)のエレン・ペイジ。
共演にマイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、オリヴィア・サールビー、J・K・シモンズなど。
監督は『CHLOE/クロエ』(2009)『ヤング≒アダルト』(2011)『タリーと私の秘密の時間』(2018)のジェイソン・ライトマン。

軽はずみな行動で次々と自分を追い込み、落ち込みながらも持ち前の明るさとポジティブさ、そしてパンク精神で切り抜け、次第に洗練されていく素朴な16歳の少女の物語です。
彼女が経験する失敗は10代に限ったことではない上、彼女が経験する大人からの裏切りは、彼女から人間への純粋な信頼を消し去ってしまい、大人視点からも耳が痛い思いをする作品でした。

妊娠するということ、そして自分の子どもを養子に出すということ、物語の最初では軽く扱われるため見る側の道徳精神を試されているかんじがしますが、最後にはちゃんと回収するので大丈夫。
ヤング≒アダルト』(2011)でも感じましたが、主人公、今回はジュノですが、彼女を取り巻く環境や彼女の視点がとても等身大に描かれていて、ジェイソン・ライトマンは細かな心理描写を描くことに長けているなとしみじみ実感した作品でした。

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