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『グリーン・ブック』(2018)


『グリーン・ブック』あらすじ

1962年、アメリカ南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドン・シャーリーは、粗野で無教養なイタリア系のトニー・リップを用心棒兼運転手として雇う。
全く正反対の2人は、黒人用旅行ガイド「グリーン・ブック」を頼りに旅を始めるが……。(映画.comより)

アカデミーの前哨戦トロント国際映画祭で最高賞を受賞した、『メリーに首ったけ』の監督がおくる、天才黒人ピアニストと白人チンピラの実話をもとにした珍道中ロードムービー

主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルンなどでも知られるヴィゴ・モーテンセン。
共演に『ムーンライト』(2016)のマハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディミテル・D・マリノフ、P・J・バーンなど。
監督は『メリーに首ったけ』(1998)のピーター・ファレリー。

アカデミー賞の前哨戦、トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した作品。
映画評論サイトでも評論家・観客ともに80%以上の高評価を得る注目作です。

タイトルのグリーンブックとは、黒人を宿泊させてくれないホテルが大半の時代に、彼らを受け入れてくれる数少ないホテルを記したガイドブックの呼称だそうです。
当時、身分が低く白人の奴隷のように差別されていた黒人ですが、この物語に出てくる実在したアーティスト、ドン・シャーリーは幼少からピアノの才能を発揮し、ヨーロッパの音楽院を出たりと英才教育を受けた天才的な黒人ピアニストであり、かのカーネギーホールの上にあるといわれる大邸宅に住んでいるお坊ちゃまです。
そして彼の運転手を任された学はないが腕は立つ用心棒の白人、もちろん黒人を激しく嫌うイタリア系アメリカ人のトニー・リップ(こちらも実在の人物で、ハリウッド映画にも度々怖い役で出演していたのだとか)の正反対の二人がともに演奏ツアーを巡るという物語です。
設定だけでも面白いのですがこれが実話ということ、そして『メリーに〜』を生み出した監督によるコメディが合わさった、アカデミー賞を狙う話題作として日本公開が楽しみの作品です。

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