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『キングス・オブ・サマー』(2013)感想


『キングス・オブ・サマー』(2013)あらすじ・キャスト・監督

詳しくは以前の記事『キングス・オブ・サマー』(2013)をご覧ください。

10代の一夏の青春を等身大に描きだした、『キングコング:髑髏島の巨神』監督のデビュー作

主演のニック・ロビンソンの初な可愛さはどこか田中圭に雰囲気が似ていて憎めず、ガブリエル・バッソは優しい不器用なウィル・ポールターという感じで、ヒロインのエリン・モリアーティは次のエイミー・アダムスのような素朴で不変な美しさがあり、モイセス・アリアスは個性的なキャラクターに加えスペイン語と独特なリズム感を持ち合わせ、将来性を感じさせる若いキャストたちによって等身大の10代の一夏の思い出と成長が生々しく描かれていました。
キャストといえば、最近活躍がめざましいクメイル・ナンジアニやトーマス・ミドルディッチなど、人気テレビドラマシリーズで活躍する俳優たちがちょい役で出演しているのも見ものです。

お話自体は本当に素朴で、少年がそれぞれ抱える問題に耐えかねて秘密基地を自作し夏休みを使って家出を実行します。
おざなりな自給自足計画や、彼らが語る「自立」の姿、結局資本主義に屈してしまう姿など本当にジュブナイルで、本気な彼らを微笑ましく見ることができるかが本作を楽しめるかどうかの分かれ目な気がします。
とにかく何事も彼らにとっては深刻で、本気でぶつかって悩むことで少しずつ大人になる糧に変えていく姿がまさに青春という映画でした。

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