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『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』(2015)

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『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』あらすじ

1961年、ナチスドイツの最重要人物アドルフ・アイヒマンの裁判が始まった年に、社会心理学者スタンレー・ミルグラムは、「なぜ、どのようにホロコーストが起きたのか」「人間はなぜ権威へ服従してしまうのか」を実証するため、電気ショックを用いた実験を行った。
「アイヒマン実験」と呼ばれたその実験は「一定の条件下では、誰であろうと残虐行為に手を染めるのでは」との疑念を実証し、社会全体に大きな影響を与えることとなる。

アイヒマン実験

主演のミルグラム博士役を『ブラック・スキャンダル』(2015)のピーター・サースガードが演じ、ウィノナ・ライダー、ジョン・レグイザモ、アントン・イェルチンらが脇を固める。
監督は『ハムレット』(2000)のマイケル・アルメレイダです。

個人的に、この類の代表として捉えている実験がスタンフォード監獄実験です。
役割を割り当てられた普通の人間が段々とその役割に合わせた行動をとるようになるというもので、一般公募で集まった大学生らを囚人役と看守役に振り分けて生活をさせた実験です。
結果は看守は看守らしく、囚人は囚人らしく行動が変化していき、囚人に対する行為がエスカレート。最後はドクターストップがかかって終了しました。

戦争という異常事態の中で、ナチスドイツのようなどう考えても非人道的な行為が横行していたことを考えると、自然と疑問になる人間心理学ですよね。
自分にも当てはまることなのですから純粋に興味があります。

日本では2017年2月より新宿シネマカリテほか全国順次公開予定です。

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