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映画 邦画

『海月姫』(2014)

2017/01/22

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『海月姫』あらすじ

幼いころからクラゲに憧れて生きてきたオタク女子・月海は、男を必要としない人生を目指すオタク女子集団「尼~ず」が暮らす男子禁制のアパート「天水館」で、それなりに楽しい毎日を送っていた。
ある日、行きつけのペットショップでひとりの美女と出会った月海は、その正体が女装趣味のイケメン・蔵之介であることを知る。
月海の心配をよそに、蔵之介は自分が男であることを隠して天水館に出入りするように。そんな中、尼~ずの心の拠り所である天水館が、土地再開発による取り壊しの危機に陥り……。

少女漫画のキラキラ感を飯嶋久美子が演出

主演は能年玲奈。
菅田将暉、長谷川博己、池脇千鶴、太田莉菜、アジアンの馬場園梓、篠原ともえなど、個性的なキャストが脇を固めます。
監督は『のだめカンタービレ 最終楽章』(2009)の川村泰祐。
原作は東村アキコの同名ベストセラーコミック。

少女漫画実写化特有のポップなノリと派手な演出でサラッと楽しく見ることができます。
幅広い分野から集めた個性豊かなキャストが印象的ですが、原作の雰囲気を尊重したい製作陣の気合いがうかがえます。
全編通して女装を披露した菅田将暉に新たな魅力を感じるなど、何より演者が作品を牽引していました。

そしてそんなキャストを作品にうまく溶け込ませ、作品の山場を盛大に盛り上げたのがスタイリストの飯嶋久美子。
きゃりーぱみゅぱみゅや椎名林檎をはじめ東京事変の衣装、雑誌や映像でも活躍する新進気鋭のスタイリストです。
彼女の衣装と、それを着こなす太田莉菜、能年玲奈、女性顔負けの菅田将暉に釘づけになります。
少女漫画の甘酸っぱさとお洒落で幻想的な映像を堪能できるストイックな作品でした。

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