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『ロビン・フッド』 (1991)

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『ロビン・フッド』あらすじ

12世紀後半のイギリス。
十字軍遠征中にムスリム軍に捕らえられたロビン・フッドは、ムーア人のアジームと命からがら脱獄し、ロビンの故郷に帰還する。
しかし彼を待ち受けたのは、獅子王リチャード不在のもとに蔓延した悪政、悪魔信仰を疑われ無残に処刑された父、そして荒みきった故郷の姿だった。
圧政を強いるノッティンガムの代官に立ち向かうべく、ロビンはシャーウッドの森を居城とし仲間と共に戦いを開始した。

ケビン・コスナー主演、モーガン・フリーマンやアラン・リックマンなど豪華キャストによる英雄の物語

主演は『アンタッチャブル』(1987)で遅咲きのブレイクを果たし、監督業でもオスカーを受賞するなど多才なケビン・コスナー。
共演にベテランのモーガン・フリーマン、クリスチャン・スレイター、アラン・リックマン、ショーン・コネリーなど名だたる俳優陣が連なる。
監督はケヴィン・レイノルズ。脚本・制作にジョン・ワトソン。

内容は言わずと知れたイギリスの有名な言い伝え、弱きを助け強きをくじくアウトローな弓の名手「ロビン・フッド」の物語です。
本作はアカデミー賞主題歌賞にノミネートされる傍ら、ゴールデンラズベリー賞最悪主演男優賞を受賞する経歴を持っています。
コメディ色が強く下品な表現も飛び交うのでB級感は確かにうなずけるのですが、それにしても共演者が豪華なので結果的にはアクション満載のエンターテイメントとして十分楽しめるように仕上がっていました。
今は亡きアラン・リックマンは極悪非道な(でもどこか憎めない)ノッティンガムの代官ジョージを演じ、元気にチャンバラをするところなど微笑ましいです。
そして最後におまけのように出てくるリチャード王のショーン・コネリー。
彼自身も過去に『ロビンとマリアン』(1976)でロビンを演じた過去を持っています。
どこか作品に内輪感のような不思議な安定感があります。

女性が強く描かれているのも好感が持てました。
「子どもを7人も産めば血を流すことなど怖くないわ」と怒りに目に炎を湛える女性の言葉が強く心に残っています。母は強い。

現在、『キングスマン』で一躍有名になったタロン・エガートンくん主演の『ロビン・フッド:オリジンズ』が制作中とのことで、こちらもとっても楽しみです。
パルクールをスタントなしでこなすほどの肉体派な彼が演じるロビンの動き一つ一つに注目ですね。

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